誤解と難読文字
2023-06-05


私は迷ったあげく〇としました。でもあとで付属の回答を見ると×だった。

 無料健康診断とあるので、ここに料金を書いている、ということになるのでしょう。
でもな・・・と思ったのでした。

 もう一例として、これは全く日本語と関係ない分野の練習問題の中にあったものです。
そのままコピーできないのでパターンだけで紹介します。

このような内容です。

△△に関する次の記述のうち、誤っているものを一つ選びなさい。

1.・・・
2.・・・
3.・・・
4.△△法にはA,B,C,Dの4種類をあげている
5,・・・

 選択肢の4.についてですが、実は△△法にはA,B,C,D,Eの5種類があるのです。
選択肢の文中にあげている4種類はすべて含まれていますが、Eが抜けているので記述は誤り、となるのです。
でも書かれている内容は事実だけど、と私は釈然としませんでした。

これら2つの例から、問題文は出題者の意図も読めということか。
でも・・・正誤問題というのは、誤解を招かないような表現にしてほしいな、と同時に感じました。

 次にちょっと話題を変えて、まず現代人のほとんどが読めないだろうと思われる日本語について紹介したいと思います。
これです。


「より」と読みます。ひらがなの「よ」と「り」の2文字を合わせてできた、合字(ごうじ)と言われるものです。 
草津駅〓徒歩10分、というような使い方。

ちなみにパソコンでも「より」と入力すると変換候補として出てきます。

 平安時代にはすでに合字はあったらしく、明治時代にひらがな一音に対して一字にするよう法令が出されてから使われなくなったということです。
現在では相撲や歌舞伎で見られるのぼりなどでは使われることがあるそうです。

その他の合字
〓(こと) コとトの合字、「事」を表します。

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