明けましておめでとうございます
2012-01-07


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ばってんT村です。

 明けましておめでとうございます。皆さん、お正月はいかがお過ごしだったでしょうか?
温泉に行った、という方もいらっしゃるでしょう。温泉地まで行けなくとも滋賀県にも最近は温泉気分に浸れる大規模な浴場がいくつもありますよね。

 日本人ほどお風呂好きな国民はいない、と言われています。実際、浴槽にお湯を張りその中に入るというスタイルは日本だけのようです。まずほとんどの国ではシャワーだけです。
 銭湯のような大衆浴場はまずありません(中東のハマムと呼ばれる蒸し風呂、一部ヨーロッパにある美容、湯治目的の温泉を除いて)

日本に来た外国人が驚くことのひとつはこの銭湯らしいです。他人同士がすっ裸でいっしょに風呂に入る、などとという行為はまず外国では考えられないことです。

そこで、再び本の話題で恐縮ですが、お風呂に関するコミックを紹介したいと思います。
漫画大賞2010と手塚治虫文化賞のW受賞のマンガで、さらに映画化決定ともなればそんなにおもしろいものなのか?と思いますよね。

タイトルは「テルマエ・ロマエ」って言います。イタリア語です。大人が楽しめるマンガで確かにおもしろいです。舞台は古代ローマ帝国で、主人公は大衆浴場の設計技師です。
 古代ローマ帝国にはたくさんの公衆浴場があり、市民の娯楽と社交場となっていました。また大金持ちは自宅に個人風呂も作らせていたそうです。
 主人公の設計技師は、注文に応じて浴場を設計するのですが、アイデアにつまると本人の意志に関係なく現代の日本にタイムスリップしてしまうのです。
あまり話すと読むときの楽しみがなくなりますので、紹介はこの程度にしておきます。

このマンガを読むと、いかに古代ローマ帝国時代の大衆浴場と日本の銭湯や温泉が似ているかがわかります。
 単に体の汚れを取るだけでなく、リラックスするため、また娯楽や社交場ともなっている点です。
イタリア、日本とも同じ火山国で温泉が多いことも理由かもしれません。

なにはともあれ、寒い冬場に熱いお湯につかり温まるのは気持ちいいもので、おおげさですが日本に生まれてよかったな、と思うひとときです。

では今年もよろしくお願いします。
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