どう聞こえているか?
2012-07-16


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外国語を話すとき、相手にどう聞こえているかということが気になる時があります。もちろん、私はそんな流暢に外国語を話せるわけではないのですが、一番身近なのは学校でも習ったし、公私共に使う機会がある英語でしょうか。

先日、このような疑問に答える面白いコミック本を見ました。「日本人のちょっとヘンな英語」というタイトルです。それを読むとなんと私が中学で習った英語(ずいぶん昔)は相手にはヘンに聞こえていた、ということがわかりました。

例えば、自己紹介は「My name is ・・・」と習いましたし、疑いもせずそのように使っていました。間違いではないのですが、これは相手にどう聞こえているかというと「我輩は・・・と申す」と非常にかしこまった感じに聞こえるとのこと。聞いた人はこの人は侍か?と思うかも。
「I’m ・・・」と短縮形で言うのが普通とのこと。

「How are you ?」「Fine. Thank you」や「What time is it now?」も死語だった!
「Thank you very much」は「どうもどうも、ありがとうございましたね〜」と皮肉っぽく聞こえるらしい。ThanksかThanks a lotが正解。そういえば洋画でもThanksと言っているな。

これに答える「You’re welcome」も一般的でない。これは使い方によっては「当たり前ですよ」と高飛車に聞こえる。「No problem」と答えるのがよい、と書かれていました。

実際、映画では「My pleasure」とか「Not at all」とか「Anytime」と言っているのを聞きます。要するに状況に応じて使い分けるということですね。

それから「どうぞ、お座りください」のつもりで「Please sit down」と言うと「席に着きなさい」と強制的に聞こえる。正しくは「please have a seat」と言います。

こんなこと、学校では誰も教えてくれなかったぞ。

でも昨今はネイティブのアシスタント教師が英語を教えてくれる学校も多いので日本人も実用的な英語を学べるようになったと思います。
間違いを気にせず、ネイティブとどんどん話すことが一番です。間違いを指摘してくれるような相手だとなおよいでしょう。

なお、この本は図書館で借りたものなのでまた貸しできません。興味ある方は図書館で借りるか買ってくださいね。
ばってんT村でした。

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