屋台
2015-11-21


禺画像]
前回のブログで少し出た屋台のお話しについて。

 今や、日本で屋台が見られるのはお祭りやイベントの時くらいでしょうか?
 毎年の多文化交流フェスティバルには各国の料理の屋台が出て何を食べようか楽しみでした。ケバブサンドや餅のように伸びるトルコのアイスクリーム、ペルーのインカコーラなんてのもありました。
 このイベントもなくなったのは残念です。
 
 秋冬限定で今でも近所でごくたまに見かけるのは、軽トラックで移動して回っている石焼きいもの屋台です。ちょうど今頃からがシーズンですね。
 録音ですが、「いしや〜きいも〜」って言ってますよ。

 海外で印象深く記憶に残っているのはベトナムのカニの屋台です。生で並べてあって、「これ」と指差したらその場で一匹丸ごとをお湯で茹でてくれます。小さなカニなので高くはありませんでした。おいしくて3杯ほど食べた記憶があります。

 路上に、風呂場で使うような背の低いプラスチックのイスとそれにあわせた低い台が置いてあって、そこで自分でカニを剥いて食べます。この時は先客にアメリカ人観光客が食べていました。

 確か、悪戦苦闘しているアメリカ人にカニの食べ方を教えてあげたと思います。食べ慣れない外国人にとってはあのカニを一匹渡されても食べ方もわからず困ったことでしょう。

 話変わって、タイの屋台には他にない特徴があります。
 複数の屋台が集まっているような通りだと、別の店の料理や飲み物も注文できて持ってきてくれるお店があります。

 例えで言えば、ラーメン屋でラーメンを食べていて、焼き鳥も食べたいなと思って注文すると、焼き鳥の屋台から出前で持ってきてくれます。その場合、料金は持ってきてくれた焼き鳥と引き換えです。
そして、デザートでジュースを飲みたいと思って注文すれば、ジュース屋台からジュースを持ってきてくれます。

 これを知ったときはなんと便利で合理的だ、と思いました。複数人数で行って食べたいものが違っても一箇所で食べることができます。屋台と言えども奥が深い(ちょっとオーバーか)

 先の話にでましたカニの助数詞は杯ですが、匹でもいいらしいです。
生きている個体を数える場合や調理前の店に並んでいるものは匹で、調理されテーブルに載っているものは杯で数えるのが使い分けかなと感覚的には思いますがいかがでしょう。
 ばってんT村でした。
[多文化]

コメント(全0件)
コメントをする


記事を書く
powered by ASAHIネット