2016日本語スピーチ大会
2016-03-01


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2/28、外国人による日本語スピーチ大会が開催されました。
 オリーブからも2名とベトナムからGさんが発表されました。皆さん、残念ながら入賞はできませんでしたが、私は入賞者とは実力的には差はなかったと思います。

 事実、審査にも時間がかかっていましたし、審査員の方が講評でも「皆さんに苦情を申し上げたい」という皮肉を交え選考に悩まされた、皆さんに賞をあげたかったと言われていました。

 上位入賞された2名は、日本人と結婚された日本在住の方で苦労したことやそれを克服した経過などさすがに経験が豊富な内容でした。確かに聞いた人に与える印象度は高かったと思います。

 また今年のスピーチを聞いていて感じたのは、自国と日本を比較した点を主題やエピソードにした内容が多いことでした。

 日本料理は味がものたりない、というのは中国やタイ、フィリピンの皆さんがお話ししていらっしゃいました。
 日本料理は味より見た目にこだわっている、という少し誤解されている内容もありましたが、やはり他国の文化を理解してもらうというのはいかに難しいことかと感じました。

 回転スシ店でアルバイトをしていたフィリピンの女性は、ネタの魚の切り身を裏返しに乗せたところ注意され、日本人はそんな細かいところにまでこだわるのか、フィリピンだったら問題ない、とスピーチされ会場の笑いを誘っていました。

 また、最近の情勢を反映して、介護師の試験に合格した話題や中国人の爆買い(オリーブのRさん)などのスピーチも興味深かったです。
 オリーブのBさんの「漢字を感じる」も勉強中の漢字にまつわるエピソードがおもしろく、ひいき目でなくよかったと思っていたのですが入賞を逃して残念でした。韻を踏んだタイトルは彼が自分で考えたんですよ。

 来年もまたオリーブの生徒さんからぜひスピーチ大会へチャレンジしてもらいたいですね。
ばってんT村でした。
[日本語]

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