ポンペイ
2021-11-09


 大浴場、売店、神殿、円形劇場などを巡りましたが、単独の遺跡や再現ものと違い、欠損はあるものの通りや建造物が都市ごとそっくり残されているので臨場感があります。
 まさにテルマエ・ロマエの世界だ〜、と思ってしまいました。

「テルマエ・ロマエ」とはヤマザキマリ著のマンガです。実写版の映画化までされるほどヒットしました(配役が日本人というのもご愛敬)

 古代ローマ人は日本人同様、たいへん風呂好きの民族でした。
そのローマ帝国の浴場設計技師ルシウスが現代日本にタイムスリップしてしまう。
日本の銭湯など風呂文化から浴場設計のヒントを得て古代ローマに戻り活躍するというストーリー。

●道路は車道と歩道に分かれていてその両側に建物が整然と並ぶ
車道に一段高く飛び石がいくつか並べてあるのは横断歩道、飛び石にしているのは馬車の車輪を通すための隙間を確保するため
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●ちゃっかり遺跡の空洞にはレストランや売店が入っている
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●円形劇場
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●公衆浴場の内部
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●残された壁画。火山灰に覆われていたため良好な保存状態だったと言われている
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 さらにリアルさを強調するのが死者の石膏です。
火砕流に飲み込まれて一瞬で死亡した住民の遺体が長い年月を経て腐敗、分解され消滅、そこだけが人型になって空洞になってしまっているのです。

●発掘後、その空洞に石膏を流し込んで固めたものがこの人体の正体、ミイラではない
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