第二の大津事件
2022-03-26


 当時、琵琶湖文化館がハンカチを保管していました。日本政府は親善のためにもハンカチの一部提供を要請しますが、大津市は歴史資料が破損する、という理由で要請を断ります。
 資料の保全か、国際貢献か?結局、要求圧力をはねつけられず琵琶湖文化館はハンカチを一部切断して提供することになったのです。
 同館はこれを百年後に繰り返された「第二の大津事件」と呼んだそうです。

 しかし、このハンカチはDNA鑑定に使えませんでした。事件後、このハンカチに幾人ものロシア人が接吻をささげたものらしく、その唾液も混入していてDNA型が読み取れなかったのです。
(以上、産経新聞記事「第二の大津事件」の要約)

 ちなみに現在、大津事件の資料(サーベルやハンカチなど約30点)は大津市歴史博物館に保管されています。
 昨年2021年、事件後130年となることで企画展として展示されたのですが、展示を知らなかったため残念ながら見逃してしまいました。
次にみられるのは10年後かな?

 話に出てきたDNA鑑定ですが、テレビドラマでは毛髪でDNA鑑定をする場面が時々出てきます。しかし抜け毛や切れ毛では鑑定は非常に難しいとのこと。生きた毛根部分が残っていないとダメらしい。
ばってんT村でした。


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